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体の「たるみ」をなんとかしたい!

たるんだ「脂肪」を燃焼させるには

脂肪を燃やすには有酸素運動がいちばん

 ダイエット中の運動として、まずおすすめなのが有酸素運動(エアロビック運動)です。有酸素運動とは、酸素を供給しながら長時間できる運動のことです。体脂肪の燃焼に効果的で、心肺機能を鍛えて持久力がつく運動でもあります。代表的なものには、ウオーキング・ジョギング・スイミング・サイクリング(エアロバイク)などがあります。
運動しましょ! いずれの運動でも、有酸素運動で大切なのは強度です。ただやみくもに激しくジョギングをしても効果はありません。とくにこれまでなにも運動をしてこなかった人が、いきなりジョギングなどを始めると、心肺機能などに負担がかかって危険です。強度が強すぎると酸素の供給が間に合わず、有酸素運動ではなく「無酸素運動」と呼ばれる別の運動になってしまうのです。無酸素運動については後述しますが、とりあえず、物が燃えるためには酸素が必要ですから、脂肪を燃やすのにも適度な酸素の供給が必要だと理解してください。

>自宅でできる有酸素運動

効率よく脂肪を燃やす目安は話ができる程度の運動強度

 運動の強度は心拍数で測ります。安全に効率よく脂肪を燃やすためには、心拍数が最大心拍数の50〜60%になるぐらいの運動が最適です。年代別運動強度の目安を下の表に示しましたので参考にしてください。
 ただし、これはあくまで平均値です。ある実験によると、同じ年齢の運動をしている人としていない人では、体力年齢に二〇歳も開きがあったといいます。また、実際にウオーキングなどをしながら心拍数をチェックするのは面倒なものです。そこで目安にしたいのが「会話」。友だちや夫婦でウオーキングやジョギングをしているときに、会話をすると息が上がってきたら、少しペースを落とすようにしましょう。「ちょっとキツイけど話ができる」ぐらいの気持ちのとき、脂肪は効率よく燃えているというわけです。

表)自覚運動強度のとらえ方と目安体育科学センター資料、金子改編より]
自覚運動強度のとらえ方と目安

肥満は一日にしてならず ダイエットも一日にしてならず

 有酸素運動で脂肪が燃えるといっても、短時間で紙のようにメラメラと燃え尽きるわけではありません。運動をして初めに燃え出すのは糖質なので、脂肪を増やすためには、最低二〇分は運動を続けることが必要です。また、最低でも週に二回、三か月以上続けなければ、医学的には生体になんの変化も起きないといわれています。一〜二か月で変化がなくても、あきらめずに続けるしかありません。
 体重が落ち始めても、ある程度まで落ちると変化がみられなくなる時期がきます。その時期に根気よく運動を続けられるかどうかで、また次の下降線が始まる時期がくるかどうかが決まるのです。
 運動を続けるためには、なによりも楽しさを見つけること。一緒に運動をする仲間を見つけるのもいいでしょう。ときには、目標を達成したらビールを一杯、チョコレートを一個、自分にごほうびをあげようと考えるのもいいかもしれません。
 最初から高い目標を掲げないことも大切です。一日運動ができなかった挫折感で運動を中断するぐらいなら、二日さぼってでも運動を続けたほうがよいのです。
 また、疲労の残らない運動量にするのもポイントです。翌日、体の節々が痛んで運動できなくなるなんてことのないように、ウオームアップとクールダウンはきちんとすることも必要です。


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